第三回:Trapcode【Trapcode Particular #1】

EFFECT RECIPE(エフェクト・レシピ)第3回では、Trapcode Particular をご紹介します!このプラグインは Trapcode が開発している、After Effectsプラグインとして非常にメジャーなパーティクル生成プラグインです。Particular はパラメーターが多いというのもあるのですが、有名で便利なプラグインだからこそじっくりと解説してきたいと思うところもあり2回に分けてお届けします!

 

【Trapcode Particular 製品詳細/価格/ご注文】

 

このEFFECT RECIPEでは、動画による解説を3つに分けています。時間に合わせてお好きなところからご覧ください。
パート1:Particular解説:エミッターとパーティクルのコントロール
パート2:Particular解説:Physicsによる物理的な動きの設定
パート3:作例編 <作例1>「ライトをエミッターにしたパーティクル」 <作例2>「紙吹雪のパーティクル」   <作例3>「雲のパーティクル表現」

Part1とPart2ではパラメーターの徹底解説をしています。細かなパラメーターの動作を知りたい方はPart1から、作例をベースにしたチュートリアルをご覧になりたい方はPart3をご覧ください。

Trapcode Particular - Video Part 1「解説:エミッターとパーティクルのコントロール」

Video Part 1 カバー内容

Part1では始めに、パーティクルエフェクトとParticularのパラメータ概要に触れ、その後エミッターとパーティクルのパラメーターについての解説をしています。

02:38 パーティクルの概要 03:14 Particularパラメーターの概要 05:08 エミッターの形状について 05:47 BoxとSphereの分布の違い 06:42 Velocity: パーティクルの初速度の設定 07:29 Velocity Randomによるばらつき 08:31 Position Subframe:エミッターの計算精度 11:34 Direction:パーティクルの飛び出す方向を設定する 13:49 Direction>OutwardsとUniformの違い 16:43 Particle パーティクルの特性を設定する 19:26 Streaklet:光の筋のようなエフェクトを作成する 21:36 カスタムパーティクルグラフィックを設定する 27:28 Rotation: パーティクルの回転 28:53 Over Lifeで変化をコントロールする


Trapcode Form - Video Part 2「解説:Physicsによる物理的な動きの設定」

Video Part 2 カバー内容

Part2ではPhysicsパラメーターグループを使ってパーティクルに物理的な動きを設定します。Physicsには、風の影響を受けるようにするAirモデルと、床や壁に衝突して反射するようなBounceモデルの2つのモードがあります。Airモデルでは重要となるTurbulence Fieldを使うと、乱流や揺らぎのような効果を設定でき、パーティクルの動きにリアリティを足していくことが出来ます。
また、World Transformによるパーティクル空間の移動と回転、Renderingによるパーティクルの描画設定にも触れています。RenderingにはMotion Previewで動きのプレビューを見られる機能のほか、モーションブラーの設定や、不透明度を強めるOpacity Boostなどがあり、それらを使って火花のような表現に変更していきます。
00:06 Physicsの基本パラメーターを設定する 04:46 AirモデルとTurbulence Field 11:45 Bounceモデルでパーティクルを衝突させる 15:05 Rendering: パーティクルの描画設定


Trapcode Formの作例紹介

TrapcodeのBlogではたくさんの作品や作例が紹介されています。今回はそのうち2つをピックアップして、どのようにParticularを使っているかを見てみます。

Smoketrail Flightcam by Peder Norrby


この作品では、Particularを使ってミサイルの煙のようなものを作成しています。また、カメラをエクスプレッションを使って追従させ、背景をTrapcode Horizonを使ってマッピングしています。Horizonによる背景は、無限遠の背景を貼り付けて使うときにはとても有効な手段です。
この作例のチュートリアルとプロジェクトファイルがダウンロードできます。

playing with fire by Shabello

この作例では、Particularを使ってアニメーション風の炎を作成しています。ベースとなる炎が左の図ですが、これは、白い部分をParticularで作成した後に、そのパーティクルを挟み込むようにして左右から黒いパーティクルを使ってマスキングし、うまく炎に見せることに成功しています。最終的にはそれらを色を変更して重ね合わせ、追加のパーティクルとグロー、色調補正をかけて仕上げています。
この作例もプロジェクトファイルがダウンロードできるので、是非開いてみてください。


Trapcode Particular - Video Part 3 「Particularを使用した作例チュートリアル」

Video Part 3 カバー内容

Part3では作例をベースにしたParticularの解説をしています。一つ目は、3D空間上を漂うライトをエミッターに設定し、煙のようなパーティクル表現を実現する作例です。二つ目はカスタムパーティクルとPhysicsを応用した紙吹雪で、Physicsを使って紙がゆらゆらと揺れるような動きを再現します。
そして三つ目はTextured Polygonを使ってパーティクルの雲を作成する例です。Windを使ってパーティクルを飛ばした後、Photoshopを使って写真から雲のグラフィックを作成する手順にも触れています。最後にShadowletで立体感を追加し、仕上げの色調補正とレンズ補正エフェクトを設定しています。
00:42 ライトエミッターを使用した作例 11:37 カスタムパーティクルとPhysicsを応用した紙吹雪 16:01 Textured Polygonを使ったパーティクルの雲 16:20 BoxエミッターとWindを使ってパーティクルを分布 16:48 Photoshopを使って雲のグラフィックを準備する 18:20 Shadowletを使って雲に立体感を追加する 18:57 仕上げに色調補正とレンズ補正


関連ファイルのダウンロード

今回使用した関連ファイルがダウンロードできます。

【Trapcode Particular Sample Project File】プロジェクトファイルのダウンロードはこちら(21MB)

ファイルを解凍すると、プロジェクトファイル(CS5以降)とその素材が入っています。雲のパーティクルグラフィックも同梱しています



著者:緒方 達郎 さんのご紹介

1986年生まれ。3DCGと実写を中心としたTVスポット映像や、プロモーション映像、演出映像など、フリーランスで活動をしたのち Composition Inc. (http://comp-inc.com) というチームを立ち上げて映像制作を行っています。
AEP Project (http://ae-users.com) というAfter Effectsユーザーコミュニティを企画運営をしています。
また、ウェブサイトVilvo Designworks (http://vilvo.net)では制作物の紹介や、細かいTipsなども紹介しています。
Twitterアカウントは@llcheesell (http://twitter.com/llcheesell)